代表:宮崎圭佑
科学修士(京都大学),京都府(乙種)消毒主任責任者
京都大学医学研究科人間健康科学専攻修了、一般医療機関勤務、京都大学医学部附属病院研修を経て、ミナカタ消毒株式会社を独立

ミナカタ消毒株式会社では、オゾンを用いた微生物消毒や防疫対策への貢献を社会的役割と考えています。オゾン発生器は水道水から食品まで広く利用されてきた消毒方法ですが、一般にはまだ浸透していません。
一般には馴染みの無い消毒装置となります。感染症や悪臭物質が増える中、古典的かつ強力な「オゾン」の作用に注目が集まっています。このオゾンの素晴らしい効果を、皆様に安全にご利用いただければと考えています。
製品の購入・見積・利用方法に細かく対応します
業務用オゾン発生器は一般の家電などと異なり、浸透していない製品です。利用方法や安全確認など、何なりとご相談ください。代表宮﨑か、弊社社員の中川(東北大学工学部卒)が、万全の対応をさせていただきます。購入のお値段の相談もお受けします。
・購入前・購入後のオゾン発生器利用の相談
・見積段階での価格や助成金利用の相談
・見積書、領収書、各種書類の発行
・複数台購入にも対応しています
ミナカタ消毒株式会社では、個人・法人問わずに、お客様に対して細かなフォローを行っています。
取扱商品
ミナカタ消毒株式会社では、高濃度オゾン発生器「オゾンクラスター1400」の販売と、小型業務用オゾン発生器「オースリークリア3」販売、有人用の低濃度オゾン発生器「オゾンクルーラー」の販売、オゾン水生成器「オゾンバスターPRO」の販売を行っています。
防疫用オゾン発生器
オゾンクラスター1400 (248000円:税別)

小型業務用オゾン発生器
オースリークリア3の販売 (59800円:税別)

低濃度(有人)オゾン発生器
オゾンクルーラー (49800円:税別)

高濃度オゾン水生成器
オゾン水生成器(オゾンバスターPRO;89800円)

オゾンの微生物不活化メカニズム

オゾン ( O3 ) の特徴として、強い酸化力をもつことが挙げられます。O3は結合のエネルギーが弱く、たとえ何らかの原因で発生したとしても、空気中では「O2」と「O」また水中では「OH」に分解してしまいます。一方で、O、OH※は不安定な物質であるため、他の物質と結合しようとします。
不安定なOが他の物質と結合することを「酸化」と呼びます。つまり、O3 は容易に分解することで他の物質に対して強い酸化作用を及ぼす物質なのです。

このオゾンの強力な酸化反応は、病原菌の殺菌の膜構造を壊す「溶菌(ウ)」作用により、ウイルスの不活化に最適です。薬剤による消毒と異なり、時間とともにオゾンは酸素に分解するので有害性のある残留毒物も残しません。薬剤耐性を作りません。
オゾン発生器で不活化できる微生物一覧
オゾンクラスター発生器は、通常のオゾンガスによる「燻蒸法」と、専用チューブでオゾンを水に溶かす「オゾン水」の2つの方法でご利用いただけます。
燻蒸法(気体オゾン)の場合
微生物の種類 | CT値 | 不活化率 | 参照実験 |
COVID19 | 330 | 99%以上 | 奈良県立医科大学 |
60 | 90〜99% | ||
新型インフルエンザ(H1N1) | 18 | 99.70% | 北里大学 |
新型インフルエンザ(H5N1) | 60 | 100% | 北里大学 |
ノロウイルス | 72 | 100% | 昭和薬科大学微生物研究室 |
大腸菌 | 60 | 99%以上 | 昭和薬科大学微生物研究室 |
黄色ブドウ球菌 | 60 | 99%以上 | 昭和薬科大学微生物研究室 |
黄色ブドウ球菌 | 60 | 99%以上 | 昭和薬科大学微生物研究室 |
サルモネラ菌 | 60 | 99%以上 | 岡山工業技術センター |
※気体(燻蒸法)の場合は、オゾン濃度(mmg/L)✕接触時間(t)を指標とします
オゾン水
微生物の種類 | オゾン水濃度 | 時間 | 不活化率 | 参照実験 |
COVID19 | 1ppm | 10秒 | 99.9% | 藤田医科大学 |
大腸菌 | 0.96ppm | 5秒 | 100% | 厚生労働省衛 |
ブドウ球菌 | 1.08ppm | 5秒 | 100% | 厚生労働省 |
インフルエンザ | 0.96ppm | 5秒 | 100% | 厚生労働省 |
緑膿菌 | 1.01 | 5秒 | 100% | 厚生労働省 |
犬パルボウイルス | 0.96 | 5秒 | 100% | 厚生労働省 |
鶏コクシジウム | 1.92 | 30秒 | 100% | 厚生労働省 |
カビ | 0.3〜0.5 | 20秒 | 99.9 | 厚生労働省 |
酵母 | 0.3〜0.5 | 20秒 | 99.9 | 厚生労働省 |
結核菌 | 0.3〜0.5 | 30秒 | 99.9 | 国立感染症研究所 |
産学連携 (大学との共同研究について)

弊社オゾン発生器を用いて、大学との共同研究も行っています。北海道大学先端科学院でのオゾン処理を用いた創薬研究、また宮崎大学農学部でのオゾンを用いた微生物分解処理の研究などに弊社オゾン発生器(オゾンクラスター)が利用されています。オゾンの化学反応や微生物処理は研究機関でも注目されています。